通販を運営する会社の広報部からコンサルティングの依頼があり、そのサポートの仕事を経験したことがあります。勤めていた会社はマーケティング企画を行っていた会社で、プランに沿ったツール制作も行っていました。広告制作会社でライター、企画、ディレクションと幅広い実績を積んでいたこともあり、ツール制作の求人応募を見て応募し、採用してもらえました。
その業務の一環として、コンサルティングのサポートもあったため、上司に同行してその現場を知ることができました。コンサルティングと言えば、企業のサポーター的な役割です。必要に応じてサポートすることもありますが、定期的な打ち合わせを実施して、その都度のコンサルティングを実施していく形になります。その定期的な打ち合わせに合わせてクライアントも準備を進めており、コンサルティングの内容はその時々で異なります。
時には計画しているツール制作の相談を受けることもありますし、もっと大きなマーケティング上での課題について相談を受けることもありました。このようなコンサルティング業務は、専門知識はもちろん、充分な実績が必要になることを改めて知る経験となりました。クライアントのどんな悩みや課題においても的確にアドバイスができ、信頼感を培っていく必要があります。さらにコンサルティングを行っている以上、クライアントが満足できる結果を出していく必要もあるのです。非常に責任が重い仕事だと、実感しました。
最近は様々な分野でコンサルティングを活用するケースが増加しており、個人で活動される方も増えているようです。コンサルティングの仕事は、扱う分野によって必要となる知識や実績の量には差があります。私が経験したマーケティングや広告のコンサルティングは、その分野に精通している必要がありますが、例えばファッションやインテリアやフード関連などの分野におけるコンサルタントは、挑戦しやすいと言えるかもしれません。コンサルティングの基本を学べる現場を経験できたことは、今後の個人的な展望に大いに役立ちそうです。