webライティングの初仕事

3年間続けたパートを辞め、51歳にして無謀にも家で出来る仕事がしたいと考えました。そこで、初期投資もかからず、私に出来る仕事は無いものかと調べていくうちにwebライティングという仕事を見つけました。これならば私にも出来るかもしれないと期待して、web検索、youtube、本などでwebライティングについて説明しているものを片っ端から見始め、まずは習うより慣れろとプロのwebライターの方々が口を揃えて仰るので、某クラウドソーシングに登録してみることにしました。
ある日、登録した会社の仕事欄に、これなら私でも出来るかもしれないと思う仕事を見つけました。

リサーチしてペルソナを考える、情報は正しく伝えなければならない、PREP法を使って構成を考えるとスムーズに書けるようになるなど、中途半端な知識のまま、仕事のルールに書いてあることをしっかりと読み込み、いざ初ライティングに挑みました。
すると、1時間以内に投稿しなければいけないことが判明。気持ちばかりが焦ってしまい、逃げ出したくなりましたが、仕事をするという意思表示をした以上、最後までやらなければ信用が無くなってしまうと思い無我夢中で続行しました。

私が選んだものは説明文案件です。書く物のキーワードについてリサーチするところから始めました。ところが、慣れていないので情報が正しいのかどうかを調べることに手間取ってしまい、あっという間に30分経過。そこから必要な物と要らない物を分けて、キーワードを入れた文章を考えながら入力し、誤字脱字が無いか、文章は正確に伝えられているかなどを確認していると、あっという間に残り時間が5分です。投稿ボタンを押すと『同じ言い回しが複数あります』と画面に表示されてしまい、大急ぎで修正し、再度投稿ボタンを押すと、無情にも『制限時間を超えました』と表示されました。

しばらく放心状態でしたが、何事も経験だと自分に言い聞かせ、失った時間と労力は無駄にはならないと思うことにしました。
やはり、習うより慣れろとはいうものの短時間でキーワードをリサーチする訓練は最小限必要なスキルだと感じます。